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October 31, 2006

障害者自立支援法の問題

今までみなしとして施行されてきた障害者自立支援法が、本格的に動き出した。
が、実情は追いついていない。
事業所さんから話を聞くと、ある程度明確な説明を受けたのは10月になってからのようだ。

しかも、書類が多い。
居宅支援は障害者自立支援法に含まれるが、
移動支援(ガイドヘルプ)は地域支援事業になり、契約は別々となる。

娘は移動支援のみだが、息子は居宅支援と移動支援の両方を使っている。
使っている事業所は一つだが、それぞれ契約しなくてはならないので、
書類だけで三種類となる。
更に生活状況、障害状況など細かく記載した物を事業者は製作しなくてはならない。

本来のケアとは別に書類業務が多くなり、大きな負担となる。

もちろん障害者自立支援法の最大の問題点は、利用者の一律一割負担だ。
保護者が居ればいいが、収入の見込みのない年金生活の成人の障害者にとって、
余りにも大きな負担だ。
しかも、以前は助成されていた、食費や施設バスにも利用料が課せられる。
負担が余りにも大きい。

その中で、障害者の雇用は進んでいるとは言いがたい。
しかも障害者自立支援法により、精神障害者も障害者効用率に含まれるので、
身体障害者と知的障害者の雇用が難しくなるのではとの見方もある。

障害者の求人をみても、PCを使える人など制限があり
重い身体障害者や中程度や重度の知的障害者の雇用は難しい。
更に、就労できたとしても契約社員が多く、継続的な雇用とは言えない。
障害者の収入が確保できる見込みがないのに、
更に雇用されたとしてもどれ程の収入が見込めるのか分からないのに、
この負担は納得出来ない。

もう一つ。
何故、障害者自立支援法に未成年が含まれるのか。
特に幼児や児童は自立支援では無く、療育であるはず。
障害者支援と障害児の療育を一緒にするべきではない。
それぞれ必要とする支援が違う事を
国はしっかりと認識してほしい。

何より、医学的に重いと認識されている自閉症という障害を
国はちゃんと認識して、支援してほしい。
身体、知的、精神だけでなく、発達障害を脳の障害として認めて支援してほしい。

このままでは、自閉症の子供は生きていけない。

子供達の行く末が不安でならない。
子供達を残して死ねない。

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